App評:ATOKPad
ついにというかやっと出ましたね。
IMEの組み込みはできなかったのでメモアプリとしてはありますが、
とりあえず出てきたことを素直に喜びたいと思います。
私が注目したのは変換効率もさることながら、キーボードに独特の改良が加えられていた点です。
特にフリックの改良版と、両手打ち専用のモードがとても面白そうに思えます。
と言うわけで、この文章はさっそく改良フリックで書いています。
改良版の一番の特徴は、「あ」の段を連続でワンストロークで打てることにあります。
また、濁点半濁点を通常フリックのいわゆる一度払ってからもう一度戻す操作で入力できます。
今までのフリックだと濁点半濁点を打ちたい時は左下の専用キーを押さないとダメでした。
結構指の移動が大きくて大変だったのが解消されていて打ちやすくなりました!
削除キーやスペースキーにもフリックした時の動作が追加されていて、deleteキーの動作だったり前候補次候補の動作ができるようになっています。
おそらくフリック入力はこれが最高峰と言うか最良でしょう。
それくらいよく考えた作りになっています。
個人的にポイントが高いのは、変換候補がキーボードの真上に位置固定で表示されていることです。
デフォルトだと文字を打っているその場所に出るので指の移動が大きかったんですよね。
そのためにダイレクトにタップして選択するのを諦めて次候補キーを使うようにしていました。
位置が固定されているとバンバン候補を選べてかなり楽しいです。
ただのメモアプリだと思うと900円だかは高いと思うでしょうけど、これだけしっかり作ってあれば妥当なお値段だと思います。
そもそもこれはただのメモアプリじゃないですからね!入力と変換に重点を置いたアプリですから。
今までこのブログで、ケータイの文字入力は推測変換が苦手だと書いてきましたが、ひょっとしたらこのアプリで克服できるかもしれません。
と思わせてくれるほどかなり提示してくる候補が的確で、ちょっと驚いています。
伊達にノウハウ積んでないよなーって感じです。
この変換効率に候補のダイレクトタップができる&タップしやすいのがあいまっていい感じになっています。
ここまで来ると後は人間の問題で、このやり方にいかに慣れる方の勝負だと感じました。
つまり鍛錬あるのみ!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)