ネガティブはもう飽きた
今回もちょっととりとめのない話を書いてみたいと思います。
生まれてからごく最近まで、かなりネガティブ思考でやってきました。
でもネガネガしさもこじらすといけません。
というわけで少し考え方を変えてみよう、というのがこの1,2年のテーマでした。
結果、かなり楽になりました。
超ポジティブだよヒャッハーとか言うわけでは全然ありません。
でも、すこし自分自身への風当たりが弱まっただけでこうも違ってくるのかとちょっとびっくりしてます。
ネガティブ思考な人ってすごく心配性です。
「明日寝坊したらどうしよう」
「電車止まったらどうしよう」
「痴漢に間違われたらどうしよう」
極端に思えるでしょう。でも実際こんな感じだったです。
これが未来へのあらゆる時間軸で起こるんです。
疲れちゃうのはしょうがないと思います。
今度は過去に目を向けると、
「あのときこうしていれば…」
という話になります。
こんな考え方で約30年生きてきたわけです。
やばいです。
もちろん、心配性な面にはよいところもあります。
将来に向かって予測される危険を洗い出すのはとても得意なのです。
問題はそれを自分の人生にぶつけてしまうところなんじゃないでしょうか。
自分の人生に自分でけちをつけ続けるわけですから、生きてて面白いわけがないです。
生きてれば失敗するし、そのときはもちろん反省が必要です。
必要以上に責めるのがネガティブじゃないでしょうか。
思えば、小さい頃から何かを失ったり失敗したりすることへの恐怖がすごかったです。
ある種の強迫観念だったんじゃないかと思います。
原因はわかりませんが、色々なことにおびえる毎日でした。
具合が悪くなり、「ああ、もうそろそろネガティブにも飽きたなw」と思ったので止めようと思いました。
それで、専門家のアドバイスを得て認知行動療法というものに取り組みました。
認知行動療法の内容については自分で説明できるほど詳しくないので詳細は書きませんが、
簡単に言うと「自分を傷つける考え方のくせを自覚して、捉え方を変えてみる」といった感じでしょうか。
今まで「自分の考え方なんて変わるわけねーじゃんw」と思ってたんですが、
脳って自分が思ってるよりフレキシボーみたいです。
考え方と言うよりは捉え方なんですが、とにかく真面目にやったらちょっと見方が変わってきました。
気づいたら、あーなんとなく生きてても結構楽しいことあるんだなーってわかってきて。
以前は「今は楽しいけどこれが終わったら辛い。仮初めの享楽におぼれてはいけない(キリッ」
今は「ああ、楽しいなあ。楽しいことはいいなあ。」
…なんかうまく伝えられずすげーバカっぽい感じになってますw
が、ほんとこんな感じなんです。
ネガティブ思考は楽しいことが楽しいことだと思えない。楽しんじゃいけないぐらいの勢いです。
とは言っても現在かなり社会的にアレな状況なのは変わりなく、その点についてはしっかり自覚してます。
なんでもかんでも「あーたのしー」とか言ってるわけではないのでだいじょぶです。
繰り返しますが、現実を直視するのは不必要に悲観するのと全く違うってことです。
それだけのことなんです。理解するまでちょっと時間がかかりましたけど。
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