3月11日
とてもまとまらない文章、というのもはばかられる程の殴り書きですが、今の正直な気持ちを残しておこうと思います。
なんというか、余りにいろんなことが起こりすぎて心も体も全くついていけていてません。
こうやって書いている今も余震が続いています。
私のいる東京も震度5弱の揺れでした。
自宅の居間にいたのですが、最初にちょっと揺れ出して「あれ、地震?」と思っていたらとたんにぐわぐわと。
生まれて初めての揺れの大きさにサッシをあわてて開け、フレームにつかまっていました。
それからのことはもうほんとに。
直接地震の被害は無論津波、原子力発電所、停電…
恐ろしいのは今も現在進行形で事象がすすんでいることです。
そして、影響は今後10年の単位で続くでしょう。
Twitterで誰かが「本当の意味で戦後が終わった」というようなことを書いていましたが、本当にそう思います。
良くも悪くも日本は新しい時代に入ったのだと思います。
良くも悪くも、というのはもちろん悪い面はそれこそごまんとあるのは間違いありませんが、今までにない新しい動きも確かに始まっていると思ったのでそう表現しました。
代表的な例はNHKはじめテレビ各局がインターネットのストリーミング放送を許可したこと。
それから集英社がJUMPをインターネットで公開したり。
それからなにより日本にもまだまだ良いところがたくさんあると、そう実感させられたことです。
東京電力や原子力保安院の対応などなんだこれはと思うようなことがある一方でみんなが様々な形で支援を始めたのは、本当にすごいなと。
そして私も自分にできる範囲でできることを持続してやっていこうと思いました。
募金はもちろん、献血や、ほかにもできることがまだまだたくさんあると思います。
自分を含め関東の人たちは直接地震の影響を受けたし、それに今でも計画停電の影響を受けています。放射線の影響も。
被災地から比べるともうずっと被害は少ないです。それでも少なからず影響を受けたことで都心の人たちもかなり切迫感と、それから事態の重さを身にしみて感じました。
その裏返しが水や米の買い占めに表れたのはとても残念で腹が立つのです。でも東京の人もそれくらい大変なことが起こっていると感じてるのだと思います。
そうした切迫感を被災地の支援に変換していきたいし、そうしないといかんと思います。これは自戒も込めて。
まずは原子力発電所が落ち着いてくれることを願いたいです。
現場で作業されている従業員の方、自衛隊、警察、消防などのみなさんには本当にあたまがあがりません。
どうか、無事で作業を完了されることを心から祈っていますし応援したいです。
そして、なにより今までの諸々の体制の上に安住してきた自分自身を恥じて、本当に自分になにができるのか考えて、行動していきたいです。
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