最初に言っときますが、そもそもこの二つはスマートフォンのくくりですけど全く別物です。
もう、思想が違う。形似てるしタッチパネルだし…似てるんですけど、似てるから却って違いが鮮明です。
ですので比較するのは無理がある。無理です。
無理だけどあえてやってみるのがミーハーです。
★一言で言うと?
IS03は「自由でカオスで複雑」
iPhone4は「単純シンプル故にわかりやすい」
こんな感じでしょうか。
IS03は、というかAndroidは元がベースがLinuxなのもあってPCっぽいです。
フォルダの階層構造とかむき出しだし、設定が自分で色々カスタマイズできる自由があります。
裏を返せばめんどくさいです。買ってきたばかりのパソコンは弄らないと使いづらいのと同じで、
IS03もカスタマイズしないと実際辛い。
iPhone4はフォルダとかそういうのをなるべく隠してとにかくシンプルにしようとしてます。
そのかわりカスタマイズ性は低いです。
でもそんなに評判が悪くないのは何も弄らないでもある程度ちゃんと使えるからじゃないかと思います。
とまあ、考え方に大きな差があります。
シンプルに使いやすいものをお求めならiPhone、がっつりカスタマイズしたい人はIS03(Android)だと思います。
★タッチパネルはiPhone4
IS03とiPhone4、どちらも静電容量式のタッチパネルなんですが実際に触ってみるとだいぶ感じが違います。
精度はiPhone4が明らかに勝ってるように感じます。
タッチ認識のしきい値っていうんでしょうか、タッチしたよ!と端末が反応するまでの押し具合が違うんです。
iPhone4はかるく触れただけでも反応するんですが、IS03は割としっかり指の腹で触れないとダメです。
誤認識の問題もあるのであんまり過敏に反応されても困るんですが、iPhone4で誤認識したことは無いです。
同じ感覚でIS03触ると「あれれ?」となります。
★ハードボタンはIS03
簡単に言えばiPhone4はハードボタンの制御をアプリに許しませんが、IS03は許します。
ボリュームボタンを音楽アプリでは音量調節に、ブラウザアプリではページ移動にといった感じで、
ボタンの機能をアプリ毎に変えることができるようになってるんです。
iPhone4はホームボタンは絶対ホームボタンだし、音量調節ボタンも以下同文です。
どちらも一長一短あって一概には言えないのですが、私はいじれた方がいいかなーと。
移動中にはタッチパネル操作よりハードキーでしっかり確認しながら動かしたい時もあるので。
★ホーム画面はIS03
これも結局わかりやすさかカスタマイズ性かの問題。
iPhone4はホーム画面にアプリかフォルダ、ショートカットしか置けません。シンプルでわかりやすい。
IS03はアプリ、フォルダ、ショートカットの他にウィジェットが置けます。
感覚としてはMacOSXのウィジェットと同じです。時計や音楽再生、カレンダーに天気。様々です。
iPhoneシリーズを2年半使っていて感じる不便さの一つに無線LANやGPSのオンオフが面倒な点がありました。
設定を起動してスイッチをスライドするだけなんですが、うっかり消し忘れたりとかよくあります。
IS03はスイッチのウィジェットをホームに置いてタップすれば済むのでわかりやすいです。
ウィジェットを置きすぎると動作が不安定になるのでやりすぎはいけませんが、あると便利です。
ホーム画面はソフトの話なんですが勢いで書いてしまいましたのでそのままにしときます。