反射の容易さと産みの苦しみ
人と話をするとき、どうするか、のはなし。
誰かが「ゲームってつまんねぇ、暇つぶしの子供だましだよな」
と言ったとします。
ゲーム好きな人の頭の中には反射、反論する意見がふつふつわき上がってきますよね。
あるいは同調する意見もあるかもしれない。
どちらにしても、ある意見へのイエス・ノーや付随する意見は言いやすいです。
一方で最初に「つまんねぇ」と言い出す側に回るのはわりと大変。
相手から品評されるリスクを負うからです。
場合によっては意見のほころびを突かれて嫌な思いをするかもしれない。
これが今までにない新しい分野についてだと、言い出しっぺのリスクは更に高まります。
上に上げた例はゲームについてで、つまんないとかなんとかってのは割と古典的な、
よくある意見です。
また、言い出しっぺですがゲームという物事への反射、意見なのでそれほどリスキーじゃない。
新しい分野についての発言は完全なたたき台になるので世間の目が厳しいです。
それでも。だからこそ。発言する意味があるのじゃないかと思います。
ざっくり言うとこれが芸術とかそこら辺なのかなあと。
自分の意見の正しさを主張するよりもネタ振りで、みんなの意見や感想や感情をかき立てる、
そんな情報を出しまくる人になってみたいです。
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